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アンスリウムの水やり!枯らさないプロの秘訣

アンスリウム

日々、お客様からアンスリウムに関するご相談をいただきます。
その中で最も多いお悩みが「水やりの加減」についてです。

「水をやりすぎて根腐れするのが怖い」
「冬場は水を控えたほうがいいと聞いたけど…」

そんな不安から、どうしても水やりが慎重になってしまい、結果として株の調子を崩してしまう方が少なくありません。
私たちも、お届けする株には育て方のマニュアルを同梱しています。
それでは紙面だけでは伝えきれない「感覚」や「意図」があるのです。
そのため、お問い合わせ内容について作り手として歯がゆい思いをすることもあります。

そこで今回は、
生産者だからこそ伝えたい「本当に正しいアンスリウムの水やり」について、
少し深掘りしてお話しします。

現代の住宅事情とアンスリウム

まず大前提として、皆さんがお住まいの環境について考えてみましょう。
特にマンションなどの集合住宅にお住まいの場合、冬場であっても室内はかなり暖かく保たれていることが多いはずです。
気密性が高く、暖房設備が整った現代の住宅では、アンスリウムにとって「冬眠」が必要なほどの寒さになることは稀です。

つまり、**「季節に関係なく、株は成長を続けている」**ということ。

成長しているということは、当然ながら水分を必要としています。ここで「冬だから」といって水やりを極端に控えてしまうと、アンスリウムは水不足で苦しむことになってしまうのです。

「メリハリ」が水やりの極意

では、具体的にどうすれば良いのか。
キーワードは「メリハリ」です。

「水をやりすぎると根腐れする」という恐怖心から、
コップ半分程度の水をちびちびと与えていませんか?
実は、これが一番良くないパターンです。

アンスリウムの水やりは、やる時はたっぷりと、やらない時は土が乾くまで待つ。
この繰り返しが基本です。

鉢底には穴が開いていますよね。
これは余分な水を排出するためのもの。「あげすぎ」を心配される方が多いですが、一度に与える水の「量」は気にしなくて大丈夫です。
たっぷりと与えても、過剰な水分は重力に従って鉢底から流れ出ていきます。

むしろ、たっぷりと水を通すことで、土の中の古い空気を押し出し、新鮮な酸素を根に届けることができます。水やりは「水」だけでなく「空気」の入れ替え作業でもあるのです。

「水不足」のサインを見逃さないで

逆に、もっとも注意すべきなのは「水不足」です。

人間と同じで、アンスリウムも喉が渇けばサインを出します。
典型的な症状は、葉がしなびて、頭を垂れるように下がってくること。
これは非常にわかりやすいSOSサインです。
「元気がないな?」と思ったら、まずは土の乾き具合を確認してみてください。

私たち生産者が一番悔しいのは、このサインに気づいてもらえず、手遅れになってしまうこと。
「もっと早く気づいてあげていれば…」と思う場面が多々あります。
症状が出てからでは、株へのダメージはすでに進行しています。
そうなる前に、日々の観察と、メリハリのある水やりで、潤いをキープしてあげることが大切です。

最後に

「マニュアル通りにやっているのに上手くいかない」

そう感じている方は、ぜひ一度、ご自宅の環境に合わせて「思い切った水やり」を試してみてください。
もし不安があれば、私たちにご相談ください
私たちANTHICALは、単に植物を売るだけでなく、皆さんの生活の中でアンスリウムが長く愛されるパートナーであり続けることを願っています。
これからも、より分かりやすい伝え方を模索しながら、皆さんの「アンスリウムのある暮らし」をサポートしていきます。

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